トヨタ九州、2009年3月期の営業損益が100億円超の赤字に転落する見通し

トヨタ九州、2009年3月期の営業損益が100億円超の赤字に転落する見通しに

　「レクサス」など主力の北米向け高級車が低迷し、売上高は前期比3〜4割減
　の6000億〜7000億円になる模様。売上高減少に加え、減価償却費や余剰人員
　の販管費の負担が収益を直撃。

　生産能力の増強計画を凍結するとともに、派遣社員も新たに850人程度削減
　する。宮田工場に2本ある生産ラインのうち、「レクサスES」「レクサスIS」
　などを生産する年産能力20万台の第2ラインに設備を追加し、年末に投入す
　る「レクサスRX(ハリアー)」の全面改良車の増産に対応する予定だった。

　同社は今年4月、大型車用エンジンを製造する苅田工場に第2ラインを建設し
　て生産能力を年44万基に倍増させたほか、8月にはハイブリッド車用部品を
　製造する小倉工場も稼働。両工場への総投資額用地取得費含め計440億円に
　上るほか、年末以降に相次ぎ生産開始する新型車用の設備投資もかさんだ。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081110AT1D1000E10112008.html
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20081111AT1D1007A10112008.html
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20081110c6c1003110.html